科目名 | 時間数 | 授業の方法 |
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社会の理解 II | 30時間 | テキストの読解と添削問題 |
【授業の目的・ねらい】 | ①個や集団、社会の単位で人間を理解する視点を養い、生活と社会の関係性を体系的に捉える学習とする。 | |
②対象者の生活の場としての地域という観点から、地域共生社会や地域包括ケアの基礎的な知識を習得する学習とする。 | ||
③高齢者福祉、障害者福祉及び権利擁護等の制度・施策について、介護実践に必要な観点から、基礎的な知識を習得する学習とする。。 | ||
【授業全体の内容の概要】 | ①社会と生活のしくみ 個人・家族・地域・社会のしくみと、地域における生活の構造について学び、生活と社会の関わりや自助・互助・共助・公助の展開について理解する内容とする。 |
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②地域共生社会の実現に向けた制度や施策 地域共生社会や地域包括ケアシステムの基本的な考え方としくみ、その実現のための制度・施策を理解する内容とする。 |
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③社会保障制度 家族介護から社会介護への歴史、考え方の変遷、今後の課題を学ぶ。また、社会福祉先進国の概要を学んで、日本の今後について考察する力を養う。 |
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④障害者総合支援法 この法律の理念や目的・制度を学び、ホームヘルプサービスの概要、支給決定プロセスや障害者ケアマネジメントも学習する。 |
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⑤介護実践に関連する諸制度 医療保険制度概要を学び、後期高齢者医療制度についても学習する。高齢者に関わりの深い年金制度、労働者災害補償保険や雇用保険、高年齢求職者給付金や社会手当などの所得保障を学習する。憲法第25条に基づく生活保護の理念・制度、児童家庭福祉の理念や施策、住宅および居住政策では、高齢者等のための住宅・居住制度他を学び、成年後見制度の概要についても学習する。 |
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【授業修了時の達成課題】 | 「生活と福祉」・「社会保障制度」・「障害者自立支援制度」・「介護実践に関連する諸制度」を理解し、福祉従事者として、習得した知識を業務に生かすことが出来る。 | |
【到達目標】 | ①家族、地域、社会との関連から生活と福祉をとらえることができる。 ②地域共生社会の考え方と地域包括ケアのしくみについての基本的な知識を習得している。 ③社会保障制度の発達、体系、財源等についての基本的な知識を習得している。 ④障害者総合支援法の体系、目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割等を理解し、利用者等に助言できる。 ⑤成年後見制度、生活保護制度、保健医療サービス等、介護実践に関連する制度の概要を理解している。 |
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【使用テキスト】 | 日本医療企画株式会社 実務者研修テキスト 第1巻 中央法規出版株式会社 実務者研修テキスト 第1巻 |
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【評価の方法及び基準】 | ・添削問題 60点以上で合格とし、この科目の修了を認定する ※60点未満の者は再度、試験・評価を行う |