介護職員初任者研修のシラバス

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1.職務の理解(6時間)

(1)到達目標・評価の基準

ねらい これからの介護が目指すべき、その人の生活を支える「在宅におけるケア」等の実践について、介護職がどのような環境で、どのような形で、どのような仕事を行うのか、具体的イメージを持って実感し、以降の研修に実践的に取り組める。

(2)内容例

指導の視点
  • 研修課程全体(132.5時間)の構成と各研修科目(10科目)相互の関連性の全体像をイメージできるようにし、学習内容を体系的に整理して知識を効率・効果的に学習できる素地形成を促す。
  • 視聴覚教材等も使用し、介護職が働く現場や業務内容を、出来るかぎり具体的に理解できるよう指導する。
内容
  1. 多様なサービスの理解
    • 介護保険サービス(居宅、施設)
    • 介護保険外サービス
  2. 介護職の仕事内容や働く現場の理解
    • 居宅、施設の多様な働く現場におけるそれぞれの仕事内容
    • 居宅、施設の実際のサービス提供現場の具体的イメージ(視聴覚教材の活用、現場職員の体験談)
    • ケアプランの位置付けに始まるサービスの提供に至るまでの一連の業務の流れとチームアプローチ・他職種、介護保険外サービスを含めた地域の社会資源との連携